2012年11月12日月曜日

福島のこと 放射能のこと  もうちょっと詳しく教えて


 福島のこと

放射能のこと

もうちょっと詳しく教えて

振津かつみ医師を囲んで
日時:11月18日(日)午後2時~4時
場所:四季の森生涯学習センター 2F第3会議室

詳細⇒チラシ表&裏も見てください

「核のない未来賞」受賞
 振津さんは、広島・長崎の被爆者の健康
調査に携わり、チェルノブイリ事故後は医
師として、人として、ベラルーシの子ども
たちを支援し続け、また、昨年三月以降は、
福島県内で放射線量の測定や住民の健康被
害の調査・相談に取り組まれておられます。
本年9 月には長年の活動が評価され、日本
人では三人目となる「核のない未来賞」を
受賞されました。

主催:『放射能から子どもを守る丹波ネットワーク』加盟団体
どろんこキャラバン★ たんば実行委員会 /NPO 法人風和
丹波篠山避難移住者ネットワーク・こっからネット/ ピースたんば
新しい風プロジェクト/ つなぎ村こどもプロジェクト
3.11を憶念する会/NPO 法人バイオマスフォーラムたんば
問合せ:事務局 足立眞理子携帯:080-2533-6972




<振津かつみさんプロフィル>

 内科医師。兵庫医科大学非常勤講師(遺伝学・放射線基礎医学)。医学博士(大阪大学)原爆被爆者の健康管理、チェルノブイリ原発事故被災者への支援活動、また世界の核被害者=ヒバクシャと連帯した活動など通じて、放射線の健康影響について学ぶ。1991年に「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」を設立し、事務局メンバーとして毎年、ベラルーシの汚染地域を訪問。1996年、ロザリー・バーテル博士らとともに「チェルノブイリ国際医学委員会」に参加し、事故被害を過小評価する国際原子力機関(IAEA)に対抗して開催した「永久人民法廷-チェルノブイリ、環境・健康・人権への被害」で証言。2004年から、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」ICBUW評議員。(共編著)『ウラン兵器なき世界をめざして-ICBUWの挑戦-』(合同出版、2008)、(共訳)ロザリー・バーテル著『戦争はいかに地球を破壊するか-最新兵器と生命の惑星』(緑風出版、2005)。


 「核のない未来賞」受賞( 読売新聞・2012年9月29日)
 チェルノブイリ原発事故の被災者支援や福島第一原発事故後、住民の健康相談などに携わった医師で、兵庫医大非常勤講師(遺伝学)の振津(ふりつ)かつみさん(52)が、核兵器廃絶などに取り組む個人や団体に贈られる「核のない未来賞」に選ばれた。29日、スイスで開かれる授賞式に出席し、「過ちは二度と繰り返してはならない」と反核のメッセージを訴える。
 ドイツの「フランズモール財団」が毎年選び、約30年にわたる反核活動が評価された。日本人では、写真家の樋口健二さん(2001年)、前広島市長の秋葉忠利さん(07年)に続いて3人目。
 振津さんは、大阪医大卒業後、阪南中央病院(大阪府松原市)に勤務。同病院が広島、長崎両市への原爆投下40年目の1985年に取り組んだ大阪府内に住む被爆者1000人の健康調査に携わり、放射線の遺伝的影響に関心を持った。
 がんや白血病など人体への影響だけではなく、就職や結婚への差別、子孫への放射線被害の不安など精神的な苦悩が続くことも知った。被爆者の「二度と戦争を繰り返してはならない」という強い思いが、活動の原動力になった。
 86年4月、チェルノブイリ原発事故が発生。5年後に現地を訪れ、「放射線被害で苦しむ人が世
界中にいる。日本の被爆者と重なった」と帰国後、医師や看護師らと一緒に「チェルノブイリ・ヒバ
クシャ救援関西」を設立した。
 現地の支援団体を通じ、特に国土の5分の1が放射能汚染地域となったベラルーシの子どもたちが医療機関での受診に必要な交通費や、薬剤の購入費を支援するなどの交流を続ける。
 昨年3月の福島第一原発事故の発生後は、福島県内で放射線量の測定や住民の健康被害の調査に取り組む。今年からは月1度、福島市内を訪れ、住民の健康相談にも応じている。ベラルーシの医師や教諭を招き、同県内の被災者との交流会も開いた。
 振津さんは「ともに活動してきた仲間全員での受賞。これからも世界中のヒバクシャの声を訴えて
いきたい」と話している。

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